YOUメッセージとIメッセージを意識せよ!好感持たれる会話術

生活・暮らし

先日、私の苦手な人と長時間話す機会があり、なぜその人が苦手なのかが分かりました。

その人と話していると、いつもモヤモヤして凄く嫌な気持ちになるんです。

私はあまりその人と話したくないのですが、その人はかなりポジティブな人で、誰にでも話しかけるんです…。
では一体、私がモヤモヤしていたその人の話し方とは何だったのでしょうか。

YOUメッセージは攻撃的・否定的

モヤモヤの正体は“YOUメッセージ”。
(また、YOUメッセージ同様、相手に不快感を与える伝え方に、WEメッセージというのもあります。こちらは、「我々」が主語になったメッセージです。)

いつもは数分しか話さないので、モヤモヤの正体が分かりませんでしたが、その人と数時間話す機会があり、話し方がYOUメッセージなんだと分かりました。

では、このYOUメッセージとは何なのでしょうか。

YOUメッセージとは、主語が「あなた」から発せられるメッセージです。
例えば
「あなたは、〇〇するべき。」
「あなたはなんで〇〇しないの。」

など、「あなた」(話す相手)を主語にして、話し手が観察したことや感じたこと、思ったことを伝えるメッセージです。

私とその人の会話はほぼYOUメッセージで展開されていました。

私「〇〇は〇〇だから苦手なんだよね。」
苦手人「あなたはいつもそう決め付けるよね。」

私「〇〇についてだけど、私の意見は〇〇って思う。」
苦手人「あー、あなたはそう育ってきたところがあるからね。」

その他にも、
「あなたは〇〇するべきだよー。」
「あなたの悪いところは~」
等、全てがYOUメッセージです。
(余談ですが、その人は私を名前で呼ばずに、本当に“あなた”と呼びます。なので、余計に不快感が増してしまいます。)

このYOUメッセージですが、もちろん家庭での会話やビジネスシーンにおいても重要です。

ビジネスシーンにおいては、私が勤めてきた会社では上司に恵まれていたからか、私が役職についていた時にもこんなYOUメッセージで部下を叱責した事はありませんが、こんな叱り方をする方がいるそうです。

「こんな所に大事な書類を出しっぱなしで、お前は何しているんだ!」

これこそがまさにYOUメッセージの叱り方。

家庭においては、お子さんに良くこのような文言で叱っていませんか?

「なんであなたは、(宿題・片付け)しないの!」

これもYOUメッセージです。

では、YOUメッセージを受けると、人はどのような心理になるのでしょうか。

勿論イライラとした感情しかわきませんよね。キツイ言い方で言っても、残念ながら反感しかありません。

また、言い方によってはその人の考え方を全否定するのですから、受け取った人は悲しいという気持ちにもなります。

家庭内の場合子どもの返答が1番分かりやすいですね。
「今やろうと思ってたの!!」
このように反感で返ってきます。

では、どのように伝えるのが良いのでしょうか。

会話を丸くするIメッセージ

YOUメッセージの対極に、Iメッセージというのがあります。これこそが、会話や伝え方を丸くする方法です。

では、Iメッセージとはどのような伝え方なのでしょうか。

YOUメッセージは主語が「あなた」なのに対して、この Iメッセージの主語は「わたし」です。

自分の意見を言う時に、自分の思いや要求を伝える事で、相手は素直に耳を傾けやすくなったり、自身の行動を見直したりしやすくなります。

先程のビジネスシーンや家庭の言い方を、YOUメッセージからIメッセージに変えてみましょう。

すると、こうなります。

YOUメッセージ:「こんな所に大事な書類を出しっぱなしで、お前は何しているんだ!」
I メッセージ:「大切な書類なので、出しっぱなしにせずにきちんと保管してくれると、私は安心する。」

YOUメッセージ:「なんであなたは、(宿題・片付け)しないの!」
I メッセージ:「宿題をきちんとしてくれると、(私)お母さんは嬉しいな!だって、その後に一緒に遊んだりテレビ観られるでしょう。」

同じ要求でも、全く印象が変わりますよね。

I メッセージでは相手にして欲しい要望を伝えつつ、背景にある自分の思いも伝えられるので、聞き手も受け入れやすいのです。

ほんの少し言い方を変えるだけで、人間関係が円滑になるんです。

もし話し方が、YOUメッセージだった!と気が付いた人は、これからは I メッセージに変えると、今までの人間関係にも変化があるかもしれませんよ。

因みに、YOUメッセージで話してしまう人のほとんどが、周りの影響なんだそうです。
YOUメッセージで叱責する上司の上司がそういう人だったり、子どもに対してYOUメッセージで叱ってしまう親の親がそういう叱り方だったり。

自身の仕事環境や育ってきた環境を振り返り、それがYOUメッセージでの伝え方だったと気が付いたら、YOUメッセージから、I メッセージへの伝え方に変わってくれると、優しい気持ちでお互いを分かり合おうと歩み寄れる関係になると思います。

そして話していても、相手に不快感を与える事もなくなりますよね。そういう素敵な関係を築いていける環境になると、私は嬉しいです!

最後に…ほんの少しのメリットとデメリット

YOUメッセージにはデメリットは多くありますが、基本的には I メッセージにはデメリットはありません。と言いたいのですが、ほんの少しだけデメリットもあります。

YOUメッセージのメリット
・直接的(ダイレクト)に伝えられる
・相手に指示をしやすい

デメリット
・関係性が悪くなりやすい
・自分の気持ちを伝えられない
・支配的になる
・相手を否定しがち

I メッセージのメリット
・柔らかい表現になる
・お互いを尊重できる
・自分の気持ちを伝えられる
・良い関係を築く基礎となる

デメリット
・回りくどい言い方になる
・相手を支配、支持出来ない

といった点でしょうか。
I メッセージはメリットが多く、デメリットはほぼデメリットとは言えませが、回りくどい言い方が嫌い・苦手!といった人にはイラっとした伝え方になってしまうのかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました