子役時代からテレビで活躍しているタレントのウエンツ瑛士さん。
2018年の10月に、突如イギリスのロンドンに留学することを発表し、話題になりましたよね。1年半という限られた期間でしたが、留学中は以前からやりたかったという演劇の勉強に勤しんでいたそうです。
帰国後も様々なバラエティ番組に出演し、以前と変わらない軽快なトークでお茶の間を和ませてくれています。
そんなウエンツ瑛士さんですが、実は留学中に鬱状態になっていたことを告白。そしてそんな時に意外な人物が彼を救ってくれたようで…?
今回はウエンツ瑛士さんの留学中の秘話について書いていきます。
意外と知られていない経歴、そして何故留学を決めたのか?

そもそも、何故2018年のタイミングでロンドン留学を決めたのでしょうか?
実はウエンツさん、30歳の頃から「いつかウエストエンドの舞台に立ちたい」という夢を持っていたのです。ミュージカルの本場で演劇を学びたいという強い思いから、ロンドン留学を決心したんですね。
また留学には年齢制限もあり、1年半という期間についてもビザの関係でギリギリの期間だったようです。
このタイミングで決めたのは、そういう理由があったんですね。
留学するということはつまり、日本での仕事を一度全て終わらせないといけないということ。ウエンツさんは売れっ子タレントなので、きっとたくさんの仕事を断って、色んな人に頭を下げて迷惑もいっぱいかけたんでしょうね。
日本でのタレント人生を捨ててまで、行きたかった留学。強い意志を感じますね…!
そんなウエンツ瑛士さん、実はあまり知られていませんが幼い頃、劇団四季のミュージカルに出演したことがあります。役者としてはそれが初めてのお仕事で、それ以降人気番組「天才てれびくん」などで活躍するようになります。
ミュージカルで役者デビューをしていたなんて意外ですね!
また、ダンサーとして活動していた時期があり、森高千里や西田ひかるのバックダンサーとして紅白歌合戦に出演したこともあります。
これにはビックリですね。
歌にダンスに演劇と、元々色んなジャンルに携わっていた人だったんですね〜。そう言った経験から、やはり演劇の道を極めたいと思ったのでしょう。
ロンドンでの英語劇の評価は?

留学中、現地のオーディションを何度か受けたウエンツさんですが、就労ビザが無いためオーディションには受かりませんでした。
ですが、自らお金を払ってイギリス人の作家と演出家を見つけ、完全オリジナルの台本を書いてもらっています。
それが「Misao and Eitaro」という全編英語のお芝居です。
内容は二人芝居で、共演者は竹内將人さんというイギリス在住の日本人俳優です。
現地での反応がどうだったのか気になりますが、チケットはソールドアウトしていたようなので、割と注目度が高かったのかもしれませんね。
全編英語のこのお芝居で、相当英語力を鍛えられたウエンツさん、後に「燃え尽き症候群になった」と振り返っています。
「火曜サプライズ」のイギリスロケ中にはかなり流暢な英語を披露していて、「ウエンツ瑛士、英語ペラペラじゃん!」と話題になりましたよね。
1年半という短い期間で最終的に「イギリス人が聞いてもわかる英語になった」というほど英語力が上がったウエンツさんですが、留学当初はほとんど英語が話せなかったとのこと。
留学した当初は鬱だった?

ウエンツさんは留学中に週5日の語学学校のほかにダンスレッスン、ボイスレッスン、ピラティスなどにも通っていましたが、どの現場でも、英語を理解できず誰とも話すことができなかった為、自分でも気づかないうちに鬱状態になっていたのです。
ハーフといういかにも英語が喋れそうな外見から、英語が話せないことへのコンプレックスを強く感じていたこともあったのかもしれませんね…。
そんな時、手を差し伸べてくれたのがタレントの長嶋一茂さんでした。長嶋さんは留学中のウエンツさんのことを気遣い、マメに連絡を取っていたのです。
そしてウエンツさんの異変にイチ早く気づき、「イギリスにこういうサプリメントがあるから買った方がいい」「食事はこれを食べなさい」「日本語を喋らない、というルールに縛られるのはやめなさい」など、アドバイスをしてくれたそうです。
これを受けてウエンツさんは自分が鬱状態であることを自覚し、必要以上に自分を追い詰めることをやめ、ガス抜きができるようになったと言います。
意外な交友関係があったんですね。
でも、電話の声色だけでウエンツさんが鬱であると判断した長嶋さんは凄いですね。やはり持つべき物は信頼できる友人ですね。
そこからいろんな人とも打ち解けるようになり、イギリス人やアジア系の友人がたくさんできたというウエンツさん。
鬱を脱却できたからこそ、今の元気な姿があるんですね。
本当に良かったです!
まとめ
ウエンツ瑛士さんの留学についての話題を簡単にまとめると…
・30歳の頃から胸に秘めていた「ウエストエンドの舞台に立ちたい」という夢を叶える為にロンドンへの留学を決めた。
・留学先で全編英語の劇を公演したことで、演劇力と英語力が培われ、燃え尽き症候群に。
・留学当初は全く英語が話せないことから鬱状態になっていたが、長嶋一茂のアドバイスをきっかけに、友人もでき英語も話せるようになった。
留学したことで、外見も以前よりシュッとして、英語もペラペラになり、一段とグレードアップしたウエンツ瑛士さん。
これからも色んなことに挑戦し続け、明るく陽気なキャラクターでお茶の間を沸かせ続けて欲しいですね♪
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