一時期、除菌商品が品不足で店頭に置いてなかったことがありました。
専門家なども、口々に除菌の大切さを訴えているのにも関わらず、肝心のアルコールが置いてないんじゃ、どうしようもなかったですよね。
それだったら、うちにある「カビキラーのアルコール除菌(食卓用)」で代用が出来るのか?
そこの真偽を確かめたく、詳しいことをお伝えしていきます。
カビキラーのアルコール除菌の実力効果と気になる点とは?
私はこの片手でポンっのボトルが大好きで、汚れを拭いた食卓の上には、必ずこれを最後に一拭きします。
ただ何でもかんでも使っている割には、効果を確認すべき方法が見当たらなく・・・でしたので、カビキラーアルコール除菌(食卓用)の効果を再確認。
また、使用しての気になる点についてにもまとめてみました。
カビキラーの実力・効果

食中毒の原因となる除菌に効果
当然ながら、雑菌の死滅効果がありますね。
これを使った拭き取りの実験で、ティッシュからウイルスが99.99%以上死滅していたという結果だったそう。除菌効果の実力は間違いなさそうです。
軽度のカビ除去や予防に効果
根を深く張っていないカビであれば、アルコールをたっぷりかけてこすれば落とせるそうです。
黒カビ予防にも!
油汚れ・皮脂汚れに効果
アルコールは油を溶かす性質も持つので、キッチンの油汚れや手垢などの皮脂汚れにも効果があります。
油性ボールペンの染み抜きに効果
これは中々気付かない部分だと思いますが、エタノール分が油部分の汚れを浮き出してくれるそう。
誤って、服についてしまったボールペンのインク、ぜひ試してみる価値ありですよ。
安全性が高い
食品添加物の認可を受けており、口に入るもので作られており、安全性が高いです。100%食品に使える原料ということに更に惹かれませんか?
普通除菌というと、身体に害のある強力な成分で作られてそう。当時そのイメージを覆してくれたのが、こちらでした。
カビキラーの気になる点
ティッシュを意外と使う、そのティッシュを捨てるのが少し勿体ない
皆さん、アルコールで拭いたティッシュどうしてるんでしょうか?うちは食品の汚れ自体は落とした状態で拭いているので、捨てる理由が見つからないんです。
でも、何度も使用すると、ティッシュがクタクタになってきてしまうので、1回で捨てていますが。そのアルコールが乾いたときにまた使えるなと思ってしまいますね。資源の無駄遣いにならないように使いたいものですね。
スプレータイプのように広がらず、減りが早い
ティッシュの部分しか拭けないので、当然ある程度の量が必要になります。うちにある8人掛け用テーブルだと、1プッシュの量では足りないので、2~3プッシュは使います。
なので、あの容器の量だとすぐ終わってしまうんです。
変色の恐れあり
アルコールなので、材質を見てからではないと使えない。
例えば、今無垢材などのダイニングテーブル流行っていますよね。アルコールによって、シミが出来てしまいかねません。
ペンキを塗っただけのものだったり、塗装がされていない白木などは要注意ですよ。食卓には十分注意して使ってくださいね。
アルコール濃度はどのくらいか?

厚労省が発表しているデータによると、除菌には、アルコール濃度70%が必要。
では、カビキラーアルコール除菌(食卓用)の濃度は、ということですが、残念ながら、メーカーサイトでも公表していませんでした。
他の類似製品が、45%、58%とという情報がありましたので、これも40%以上60%以下であろうという考えに落ち着きました。
そもそも60%を超えると危険物扱いになるため、ドラッグストアやスーパーなどで一般に販売されている商品ではまず見かけない濃度となるそうです。(ホームセンターは別です。)
では、70%に達していないから、殺菌の効果が出来ないかというと、そうではありません。
大体40%~80%だと主な菌を消毒できるそう。
逆に高すぎると、揮発性が高いため、ウイルスを除去しきる前に蒸発してしまう可能性があるので、要注意ですよ。
ただ、今皆さんアルコール濃度にばかりチェックがいっていませんか?
実は最近の見解では、アルコール濃度だけで菌を除菌できるできないの話ではないそうで、除菌成分まで含めてウイルス除菌の効果を見ることが必要だということなんです。
手の除菌は出来る?食卓だけでない使い道とは?
この商品のすごいところは、食卓用とは言えど、家中の除菌に使えます。私は先述した、「変色の恐れ」がないもの以外は、基本的になんでも除菌しています。
ちなみに私が使っているのは、
・水回り(キッチンカウンター)
・ドアノブ
・子供のおもちゃ(人形・プラスチック類)
・冷蔵庫
・ガラスや鏡
・電子レンジの取っ手、ボタン
などです。

オススメなのは、ドアノブと、冷蔵庫です。どちらも外から帰ってきてから使うという共通点がありますが、そこを拭くという習慣って中々ないと思います。拭いてあげると、皮脂汚れを取りつつ、除菌まで出来て、ピカピカになりますよ。
手の除菌の代用品としては、効果のほどは、いかがでしょうか。やはり70%アルコール濃度があるものには敵いませんが、一定の効果はあると思います。
ただ、保湿剤が添加されたものではないため、肌への刺激が強いとありますで、敏感肌の方は、おやめくださいね。また、使用後ハンドクリームを塗ることをオススメします。

まとめ
カビキラーアルコール除菌(食卓用)の実力は、
・食中毒の原因となる除菌
・軽度のカビ除去や予防
・油汚れ・皮脂汚れ
・油性ボールペンの染み抜き
などに効果を発揮する。
使ってみて気になる点は、
・ティッシュの減りが早い、その後の使い道
・減りが早い
・材質によっては、変色の恐れがあるので注意
など。
アルコール濃度は、公表されていないが40%以上60%未満。
70%の濃度はないが、除菌できないわけではない。
最も効率よく除菌が出来るのが70%~80%である。
家中のものにアルコール除菌が出来る。
手の消毒の代用としては、可能であるが、肌への刺激に注意が必要。
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以上のように、この商品の実力はお分かり頂けたと思います。
完全にウイルスをシャットアウトするのは難しいですが、気軽に使えるポンプボトルなので、こまめなアルコール除菌が、あなたのお家を綺麗にしてくれるでしょう。
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