正能茉優(しょうのう まゆ)さんという方をご存知でしょうか?
地方ビジネスを中心に活躍する女性の起業家です。
女性の「カワイイ」の視点を活かして、地方商品のプロデュースをするキャリアウーマンとして話題を集めています。
TBSの「グッとラック」では、コメンテーターとしても出演していらっしゃいますね。
更には、慶應義塾大学大学院の特任助教としても活躍中です。
今回は、そんなパラレルキャリア女子・正能茉優さんの詳しい経歴について見ていきたいと思います!
正能茉優の経歴は?
正能さんは1991年8月22日東京生まれです。
幼い頃は、食べることが好きでどちらかというとぼーっとしているタイプだったそうです。
小学校は筑波大学付属小学校に入学。人気が高く、お受験戦争を勝ち抜かないと入ることのできない名門の国立小学校です。幼少期の頃から優秀でいらっしゃったんですね!
教科書を使わないユニークな授業スタイルが有名な学校で、グループ研究などが多く、この頃から人と話すことが好きになっていったそうです。
また、バイオリンやクラシックバレエ、お琴や習字など数え切れないほどの習い事をしていたという正能さん。
習字は普通の家庭でも習いますが、バイオリンやクラッシクバレエはなかなか一般家庭では習わせてもらえないお稽古事ですよね…。
やはり、ご両親が教育に熱心な方だったんでしょうか?
小学校6年生の時には、読売新聞の子ども記者に採用され、月1で取材を行い、高校3年生までの7年間で、なんと70本もの記事が掲載されています。
子どもの頃から様々な有名人の取材をするという経験はなかなか得られないですし、きっと彼女自身の世界を拡げる良いきっかけとなったんでしょうね〜。
その後、筑波大学付属中学校、筑波大学付属高校と順調に進学し、大学は「好きなことを自由にできる」という理由で慶應義塾大学のSFC(湘南藤沢キャンパス)に入学します。
そして「まちづくりのインターンに参加してみないか」と大学の先生に声をかけられ、そのインターンに参加したことをきっかけに、地域のものづくりに目を向けることになったそうです。
その後、「小布施若者会議」という長野県の小布施町を舞台に企画したコンテストを自ら主催した正能さん。地方活性化に向けて議論する参加者を見て「これからは地方が盛り上がる時代がくる!」と確信したそうです。
学生時代から、ビジネスマン的な視点や世の中を変えていきたいという強い意志を持っていたんですね〜。自由な発想と行動力のある、正能さんらしいです。
(株)ハピキラFACTORY設立
正能さんは、女性にももっとものづくりやまちづくりに関心を持って欲しいという思いから、「女性視点のカワイイ」を活かした商品プロデュースを開始します。
これが、彼女が2013年に設立した「(株)ハピキラFACTORY」の初仕事になります。そう、大学在学中に何と起業をしてしまったんです!
当時そのことがニュースになり「彼氏じゃなくて会社つくると意を決意した女子大学生」と話題になりました。起業したことを報告していなかったご両親からは、驚きの電話がかかってきたそうです。
そりゃあそうですね。(笑)
正能茉優の活動内容は?
その後ハピキラFACTORYで数々のヒット商品をプロデュースした正能さん。
中でも、彼女がいくつものプロジェクトで関わっていた小布施町の老舗お菓子店である「小布施堂」の栗鹿の子は、中身はそのままにパッケージやデザイン、販路を自ら交渉することで10日間で2000個を売り上げる大ヒット商品に!
他にも全国各地の地方商品を販売し、日本郵便とコラボした母の日ギフトのカタログ商品のプロデュースも行なったりと、とにかく地域のものづくりに貢献しています。
大学卒業後は広告代理店に一度就職し、現在は転職してソニー株式会社に所属。
そんなパラレルキャリアを活かした活動が認められ、2016年には、経済産業省の「兼業・副業を通じた創業・新規事業創出に関する研究会」で最年少委員にも選ばれました。この若さで選ばれるなんてすごいですね!
2017年には経済ドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」でもハピキラFACTORYが特集されました。
当時は会社創業5周年という節目を迎えていたこともあり、本人としてもとても感慨深かったとインタビューで語られています。
2018年からは、慶應義塾大学大学院特任助教として、正能さんに所縁のある長野県小布施町にて、学生たちと「地方自治体における新事業創造」を目指した活動も行っています。
活動拠点を一点に絞らず、常に新しい挑戦を試みているんですね〜。これに加えてメディアへの出演もされているので、本当に目の回るような生活です!
普通の主婦である私には到底考えられません…。
ローコストで、ハイパーハッピー
そんな正能さん、座右の銘は「ローコストで、ハイパーハッピー」なんだそうです。とにかく、自分の好きなこと、得意なことに時間を費やすこと。
苦手なことを無理やりやり続けるよりも、その方が短期間で結果を出すことができ、社会において女性が成功することができるということです。
男女平等を謳われている現代でも、女性は男性に比べて家事や子育てなど、どうしても仕事以外にやることが多く、効率の良さを問われてしまいます。
自分の苦手なことに時間を費やすようであれば、好きなことだけをして成功しよう!という、何とも彼女らしい前向きな考え方ですね。
これには、同じ女性としても、一人の人間としても少し納得です。好きなことを仕事にできるのは、とても幸せなことですよね。きっと彼女自身がそうなんでしょう…何とも羨ましい限りです!
まとめ
正能茉優さんについて簡単にまとめてみると…
・慶應義塾大学出身で、在学中に「ハピキラFACTORY」を立ち上げた起業家。
・女性特有の「カワイイ」視点を活かして、地域のものづくりや街づくりに深く貢献。
・ソニーに勤めながら大学の特任助教も務めるパラレルキャリア女子。
女性特有の視点から様々な形で地域社会に積極的に貢献している正能茉優さん。
今後も、同じ女性としてその活躍から目が離せません!
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